就業不能保険は必要?働けなくなった時の公的保険の補償では足りませんか?

就業不能保険

私は就労不能保険にお金をかけるのは非常にもったいないと感じてしまいます。

数千万円の賠償責任を負うような自動車事故とはちがい、働けなくなった時にいくら生活費を使うかはその方次第であって強制的に支払い義務を負うものはないのです

公的保険からどのような補償が受けられるかがわかれば、働けなくなった時の金銭的不安も少しは解消できるかと思います

 

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傷病手当金って知ってますか?

 

入院保険のところでも出てたのでもちろん知ってます。

休業中の1年6ヶ月給与の3分の2が支給される制度ですね。

上記記事で万が一の時の治療費として貯金した100万円(生活防衛資金)と傷病手当金があれば、就業不能保険に頼らずとも生活が困窮することにはならないはずです

障害年金って知ってますか?

 

障害者になった時にもらえる年金ってこと?

なんかもらえるハードル高そうだなぁ

障害年金は、病気やケガが原因で日常生活や仕事に支障をきたしたときに生活を保障するために支給される公的保険です

※手足や目、耳などの身体障害だけではなく、心疾患、肝疾患、うつ病、リウマチなども対象になります

また障害年金は貰い忘れが多い年金とも言われてます

保険や年金は請求しないと貰えませんので、加入しただけで安心できるものではないのです

 

仕事に支障をきたしたときにもらえるんだ。うつ病なんかでも。

思ったよりもらえるハードル低そうだね!

万が一の時に請求できるようにしっかり覚えておきます。

 

障害年金を受け取るには以下の3つの要件を満たすことが必要です

①初診日要件…障害の原因となった傷病の初診日が国民年金または厚生年金の加入期間中であること
②保険料納付要件…加入期間の3分の2以上納めていること、または直近1年間に滞納期間がないこと
③障害者認定要件…初診日から1年6ヶ月後の障害の状態で支給が決まる

 

実は請求の仕方にもコツがあり、障害認定基準を理解した上で支給しないと、本来は受けとれたはずなのに、不支給通知を受けることもあります

NPO法人障害年金支援ネットワークという所では障害年金に関する電話相談や、請求を代行して貰える社会保険労務士の紹介をしてもらえますので、こちらで相談しながら受給請求をするのをおすすめします

どうしても、自身で請求するには何度も年金事務所に行かなければいけないので、体力的に厳しい方もおられます

そういった場合は、社会保険労務士に依頼すれば請求を代行して貰えるのでおすすめです

 

障害年金もただ書類を書いて請求すれば良いってわけじゃないんだ。

万が一の時は社労士さんにお願いしたほうが楽かもしれないなぁ。

ちなみに障害年金はいくら貰えるの?

 

大きく分けて、国民年金の障害基礎年金と、厚生年金保険の障害厚生年金があります

障害基礎年金

障害等級年額月額
障害基礎年金1級約97万5千円約8万1千円
障害基礎年金2級約78万円約6万5千円

障害基礎年金の子の加算

高校卒業時までのお子さんがいる場合は子の加算がつきます

子の数1人につき年額1人につき月額
1人目、2人目の子約22万円約1万8千円
3人目以降の子約7万2千円約6千円

 

障害厚生年金

障害等級障害厚生年金額
障害厚生年金1級平均標準報酬額×(5.481÷1000)×被保険者月数×(125÷100)+配偶者加給年金額
障害厚生年金2級平均標準報酬額×(5.481÷1000)×被保険者月数+配偶者加給年金額
障害厚生年金3級平均標準報酬額×(5.481÷1000)×被保険者月数

※被保険者月数が300ヶ月以内の場合は300ヶ月とします

※障害厚生年金3級では年金額約58万円の最低保証があります

配偶者加給年金

障害等級年額月額
障害厚生年金1級・2級約22万円約1万8千円
障害厚生年金3級なし

 

<給付例>

障害基礎年金、障害厚生年金2級、国民年金、厚生年金保険10年加入、平均標準報酬額35万円、妻と、小学生の子2人の場合

年額約202万円、月額約16万8千円

障害年金は非課税所得であったり、障害者を扶養している家族に障害者控除や医療費控除などの税制上の優遇措置があります

また、給付を受けていても働いてはいけないわけではないので、働ける範囲で働けばその分の収入もあります

 

働きながら障害年金が貰えるなんて知らなかったよ!

傷病手当金の給付が終わって障害年金も受け取れるなら就業不能保険がなくてもなんとかなりそうだ!

 

生活保護制度って知ってますか?

 

障害年金の給付を受けられれば良いけど、認定されないこともあるよね?

出来る仕事も限られて収入が最低限すら稼げなかったら困るよ。

 

そんな時には生活保護制度というものがあります。

不正受給などで騒がれていたので聞いたことがある方も多いと思いますし、良いイメージを持たれていない方もいらっしゃるかもしれません

もちろん不正受給も問題なのですが、それよりも本来受給するべき方が受給されていないことのほうが問題なのです

生活に困窮している真面目な方が、不正受給という悪いイメージのせいで、なんとか自分で頑張ろうとして孤独死してしまう悲しい出来事もあるのです

生活保護は各自治体によって制度は違うこともありますので全国にある全国生活と健康を守る会に連絡をすると生活保護申請の相談を親身になってしてくれるはずです

 

生活保護には頼らないようにとは思ってたけど、本当に生活が苦しくなったら変なプライドは捨てて申請するようにします。

その為に税金を払っているんですしね。

 

就業不能保険の保険会社のアプローチは?

保険会社各社で細かい内容は変わりますが、ほとんどの保険会社のアプローチは

「公的保険の補償は現在の収入より少なくなるから、その差額を埋めないと困るから保険で補いましょう」

これ本当に困りますか?

住む所や食べるものに困るのであれば、保険は必要なのですが、万が一の時に今の収入と同じ生活をしないといけないわけではないと思います

収入が下がればその範囲内で生活する方がほとんどで、借金してまで今までの生活をされる方はいないと思います

日本は公的保険制度をきちんと活用していれば、最低限の生活に困ることがない素晴らしい国なのです

 

そう言われてみると、就業不能保険に年間数万円も払うのもったいなく感じてきたよ。

その分貯金したり、別のことにお金を使ったほうが有意義な気がしてきました。

まとめ

以上のことからまとめますと

傷病手当金がと生活防衛資金があれば1年6ヶ月間生活に困ることはない
傷病手当金の給付が終わった後は障害年金や生活保護制度の活用する
障害年金や生活保護制度の請求には必ず相談しながら進める
働けなくなった時に今と同じ収入が必要というわけではない
結論:就労不能保険にお金をかけるのはもったいない

考え方は人それぞれですので、それでも心配だから保険に加入したいという方を否定したいわけではありません

以上のことをふまえれば少し保険金額が多すぎたかも、と気づきもあれば嬉しいです

 

この記事が就業不能保険を考えるきっかけになれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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